事業について
中越精器の特徴
「削り」と「プレス」の2刀流
あらゆる産業を支える
軸受保持器の総合メーカーです
新幹線、自動車、航空機、家電製品など。
私たちの身近なところに、モノの回転を助ける
ベアリング(軸受)という部品が使われています。
ベアリングは、私たちの暮らしをしなやかに・円滑に動かし、
安心・安全・快適で豊かなものにしてくれています。
中越精器は、そのベアリングに欠かせない部品の一つである
“軸受保持器(じくうけほじき)”を作っている会社です。
加工方法の異なる“モミヌキ保持器”と
“プレス保持器”の2種類を製造し、
日本の産業、そして人々の暮らしを支えています。
削り
モミヌキ製作課(切削加工)
主に銅合金材料を使用。
高度な切削加工のノウハウや設備を駆使して、
多様なモミヌキ保持器を製造しています。
材料支給
まずは材料をリング材でお客様から支給していただきます。この時点から、ある程度の精度が必要となります。
旋削工程(旋盤)
材料を指定図面通りに施削加工します。製品を回転させ、工具を押し付けることで表面を削ります。りんごの皮むきのようなイメージです。
穴明工程(マシニングセンタ)
図面指定形状と同じドリルを使い、製品に穴明加工をします。前工程とは逆で、工具側が回転します。
仕上工程(バリ取り機械)
仕上げに余分な「バリ」を取り除きます。昔は手作業でしたが、現在は機械によるバリ取りが中心です。
プレス
プレス製作課(プレス加工)
特殊な鋼板をプレス機で加工した後、
旋削加工を行う一貫した生産ラインによって
高い品質のプレス保持器を製造しています。
材料支給
薄い鉄板を何重にも巻いたコイル材や、鉄板を切り出したシート材を、お客様から支給していただきます。
抜き絞り工程(プレス機)
抜き加工と絞り加工が同時に行われる工程です。円形状の鉄板を抜き加工して、鍋形状に絞り加工します。
穴明工程(プレス機)
穴明工程は自動化されています。芯抜き工程、穴明工程、柱押し工程、底抜き工程をひとつのラインで行っています。
旋削工程(旋盤)
材料を指定図面通りに施削加工します。製品を回転させ、工具を押し付けることで表面を削ります。りんごの皮むきのようなイメージです。
仕上工程(ショットブラスト)
製品のバリ取りと表面処理をする工程です。ショットブラストを用いて、エッジを落とし表面状態を均一にします。